リテラシー日記

色々なリテラシーを高めていくブログです。

今話題の神田松之丞さんの講談を聴いてきました

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今最もチケットが取れない講談師と言われる神田松之丞さんの講談を聴いてきました。人生初めての講談を松之丞さんで体験してきました。僕と同じように講談のことをよく知らないけれど、一度でいいから見に行ってみたい人の参考になればと思い記事にしておきます。

 

神田松之丞さんを初めて見知ったのはテレビで、たしか2018年の漫才番組だったかと。そもそも講談という芸自体その時初めて知りましたが、その時の印象が強烈でした。
若い、そしてイケメンなのにその芸の圧倒的な迫力に驚かされました。

思わず聞き入ってしまう語り口調、リズム、心地よい張扇の音とタイミング、テレビ画面越しからも伝わるその臨場感、迫力は只者ではないな、この人は相当すごい人になるな、という感覚を素人ながら覚えました。


その後半年ほどは触れる機会なく日々を過ごしておりましたが、ある日、本屋で雑誌PENの特集版を見かけ、あっ!あの時のすごい人、と思い出しその場で即座に購入。それにしてもPENで一人の人の特集が組まれるなんてすごい。

 
ひと通り中身を見る。その中でラジオ番組『神田松之丞問わず語りの松之丞』をやっていることを知り、一度聞いてみることに。
すると、これがおもしろいおもしろい。おもしろいのなんのって。とにかくおもしろいんです。絶妙な本音の毒舌が。
 

www.tbsradio.jp


ラジオを聞くこと自体僕が高校生の時以来でしたが、こんな、おもしろいラジオ番組あるんだって感じです。今でも欠かさず毎週聴いています。
そのまま松之丞さんのラジオにはまり、毎週聞き続けること半年。かねてから友人におもしろいおもしろい言っていたら誕生日プレゼントとして独演会のチケットをもらいました。
今最もチケットの取れない講談師のチケットがとれました。

で、初めて講談を聞きに行ってきました。講談というと年配者や玄人が聞きに行くイメージを勝手に持っていたので、ど素人の自分が聞きに行って楽しめるのか、若干の不安はありました。

場所は東京、有楽町駅前のよみうりホールです。大きな期待と若干の不安を胸に会場に向かいました。講談についてなにかを予習して行こうと思いましたが、前述のPENを読む以外に何をどうやって予習したらいいかわからなかったので結局何も予習せずに行きました。

結論から言うとめちゃくちゃ面白かったです。ど素人でも2時間程度集中して楽しめました。他の話も聴いてみたい、と思わせます。

本番の感想、ポイントをいくつか列挙します。

・当日の演目

一 道場破り 神田松麻呂(前座)

一 汐留のしじみ売り 神田松之丞

枡入り(休憩)

一 鮫講釈 神田松之丞

一 南部坂雪の別れ 神田松之丞

・尺の長さ

1演目が30分前後でした。松之丞さんは各演目の冒頭に大体の所要時間を伝えてくれるので心構えができ余裕が生まれました。本人も仰っていましたが、だいたいどのくらいで終わるのかわかると楽しめる、と。いつ終わるかわからないと飽きたり、つまらなく感じてしまうと。

・予習不要

事前の知識がなくても楽しめます。知識とは講談全般に関する事柄や、演目の時代背景やあらすじに関する知識のことを言っています。少なくとも松之丞さんは素人向けに解説やフォローを入れてくれます。後で知ったことですが、当日どのネタをやるのかはその場で決めるそうです。なので古典講談で4,500以上もネタがあると言われているのに対して事前に予習すること自体限界があります。

でも歴史に関して知識があるともっと楽しめると思いました。例えば、今回の場合は赤穂浪士の話が出てきたが、僕は歴史に疎くあまり良く知らないテーマでした。知らなくても内容を十分理解できましたが、時代背景を知っていたほうがより感情移入できたと思いました。 

・観客の年齢層

数えたわけではないので感覚ですが、60代:25%、50代:30%、40代:30%、30代10%、20代以下5%といったところでした。男女比は意外にも半々くらいでした。なので世代、年齢、性別問わず誰でも行きやすいと思います。

・服装

当然かもしれませんが、ドレスコードなどありませんし、着物なんか来ていかなくても大丈夫です。むしろ逆に浮きます。完全に普段着で問題ありません。

 

特筆すべき点はだいたいこのくらいかと思います。興味あればチケットも3,500円前後で購入できますし、一度行ってみることをおすすめします(チケット取れれば・・・)。仕事終わりにふらっと聴きに行くくらいの感覚で良いと思います。

 

舞台が始まる前に会場で松之丞さん自らが物販を行っていたので、松之丞さんの本も買ってしまいました。しかも本人の直筆サイン入り。真打ち昇進前の松之丞さんのサイン入りなので将来貴重なものになるかもしれません。

入門書になっているので、講談を初めて聴く前に事前に読んでおくことも良いと思いますが、まずは聴きに行ってみて、それから入門書を読んで見るもの全然ありだと思います。書評は別の機会に。